No-Giの試合を終えたワッキーさんと合流して、おっさん3人で夕食に向かいました。
マレーシアの晩飯と言ったら、ホーカーセンターです。
簡単に言うと屋台村。シンガポールやマレーシアでは郊外の集合住宅の近くでスパイシーな煙を上げています。
ご飯物に麺類、シーフードに焼き鳥、マレー料理のサテからインドのロティーまで、専門屋台が集まるホーカーズに一歩足を踏み込むと、毛穴から食欲が湧き出てきます。
テーブルに着いたら、まずはビールで乾杯!そして「おつまみ選びの旅」に出発です。

まずはマトンのサテ!何度もマレーシアに行っておりあますが、これは不動のトップバッター。
マトンは脂に強い独特のケモノ臭があるので好き嫌いが分かれるますが、僕はこの香りが大好きです。
炭火で燻されたスモーキーな脂が強烈にアピールしてきます。脂が吹き出したアツアツをピーナッツが入った甘めのタレに突っ込んで、噛み付きます。脂とピーナッツのソースは舌の上でとろけて、肉は充実感が味わえるぐらいの噛み応え。スモーキーなコッテリ感を味わったら、氷でキンキンになったビールで全てを胃袋に流し込みます。
セカンドバッターはチキン・ウイング、手羽先です。

炭火でじっくりと炙られているので、余計な脂は炭に落ち煙となって手羽先をスモーキーな物に仕上げております。アツアツ、テカテカが運ばれてきたら、手づかみで噛み付きます。香ばしく焼けた皮の中にジューシーなお肉。さらっとした脂をビールで流していきます。
メインディッシュ。エイのチリソース焼。

新鮮なエイの身を鉄板の上で蒸し焼きにして最後にチリソースをドバッとかけてます。鉄板で焼かれる音とスパイシーな湯気がたまりません。

エイはサメのように肉にアンモニアのような独特の匂いがあります。スパイシーなチリソースで蒸し上げると、その匂いで食欲が増進するのが不思議です。ホクホクの身とピリッとしたソースが次のビールを催促します。

そして気がつけば、汗びっしょり。冷えたおしぼりで、顔をぬぐって一息入れると、さらにビールが欲しくなります。
話題は柔術だけにとどまらず。おじさん3人、暑いホーカーセンターで盛り上がりました。

柔術の試合と旅行。一緒にすると倍楽しいです!