ครัวปลาทูทิดอ้วน
バンセンでは結構有名なレストランです。
ビーチに面しているわけでもなければ、代々と続く歴史とこだわりがあるような食堂でもありません。ブラパ大学の裏に隠れているような食堂というのがピッタリくる食堂です。WEBサイトやフェイスブックで特別に取り上げられることもないレストランです。
このレストランの売りは、店名の一部にもなっているプラ・トゥー。
僕がタイ語をならっていた20年以上前のタイ語の辞書には「アジ(鯵)」と訳されていました。でもこの魚は鯵ではなくてサバの仲間です。タイの海水魚のなかでは、かなり一般的な魚とおもわれます。
そのサバの仲間のプラトゥー。
頭を“逆サバ折”されて蒸篭にいれられ塩茹にされて半乾燥したものが売られております。首をカックンと前におったような姿勢です。
そんなタイのサバのレストランに家族でいってきました。
人のお家の駐車場にテーブル並べただけのような食堂。
プラトゥーだけでなく、一般的なタイ料理もいろいろありますが、プラトゥーを中心にオーダーしました。
ここのプラトゥー、逆サバ折になったいったん塩茹にされたものではなく、生のプラトゥーを使っております。
塩味もきつくなく、日本人には「こんな魚食べたかった」って思える味です。
タイ料理ですので辛い味付けのものもありますが、ソースをかけなければ素揚げのようであったり、蒸しただけの魚も味わえます。小骨をよけるのがめんどくさければ手でもって前歯で透いて食べれば簡単。
サバですが、されどサバ。結構癖になり何皿も食べてしまいます。
ローカル度満点のバンセン。外国人旅行者が間違ってたまにくるだけです。
そんなさびしいビーチにマッチした食堂でした。
お値段も安いので、今後家族が来た時の普通飯の時にまた行こうかとおもいます。